こんにちは。
私たち人は日々、先入観を持って生きています。
意識的に先入観を持つつもりはなくても、いつの間にか持っています。
先入観を持っていないのは赤ちゃんだけであり、普通は誰でも何らかの先入観を持っています。
先入観を持つきっかけは、情報に触れることから始まります。
学校で学んだこと、人から聞いた話、メディアから得られる情報などです。
なので、さまざまな媒体や機会を通して情報に触れ、知識を得ています。
ハウツーの知識があると、生活が便利で快適になります。
方法や手順を知っていれば、仕事を効果的かつ効率的に行えます。
また、物事を判断するときの手がかりになりますので、迷う場面があったときにあらかじめ知識があれば、より正しい決断をすることが出来るようになります。
知識は、私たちが生きる上で欠かせません。しかし、知識はメリットばかりではないので、
時として知識は先入観に変わり、生活の妨げに変わる事もあります。
過度の先入観は偏見や固定観念になり、いつの間にか悪影響を及ぼしていることがあります。
たとえば、新しいことに挑戦する人の多くが失敗している様子を見聞きしたとします。
挑戦者の多くが失敗していると「挑戦を避けるのが無難」「余計な行動はしないほうがいい」という先入観を持ってしまいます。
その影響で、新しいことに挑む勇気が出なくなり、人生の可能性をつぶしてしまうことがあります。
周りの言葉に流されていると、自分らしくない生き方になる事も、少なくありません。
もし、先入観にとらわれているのなら、できるだけ対策が必要です。
普通や常識の存在は、文化や時代背景など、何らかの理由とつながっている場合が大半ですが、
中には「おかしいな」と気づく事もあるので、
そこから疑問を持ち、しっかりと考えた末に、
結論その情報が必要か否か決めましょう。